Baji's Bone 情報

しばらく更新が止まっておりましたが、再開しました。

Baji's Boneの開発は下記のものと比べると、システムを再構築し、ミスやロスなどを無くしたことにより品質の向上がはかれました。ちなみにLW版ではボーン数は1050本にもなってしまいました。

また、関節の稼動範囲が大幅に向上しました。事実上ほどんどのポーズに無調整で対応することができました。まさにスチルクオリティのまま動画を簡単に作成することができます。

Baji's Boneの技術そのものはLWに関しましてはほぼ終了しました。
著作権の関係から公開することはできませんが、品質や汎用性などに関しては協力を頂いている企業様より十分な品質レベルを確認して頂いておます。
しかしながら、商品化には莫大な費用が必要であるため、難しいというのが現状です。

これまで期待をして下さっていたみなさまには大変申し訳ないことと存じます。
まあ、それでも世界で唯一の技術であることは間違いないので、これれからも地道に頑張っていこうと思っております。

なお現在「仮面舞踏会 再現計画」にて浅田真央選手の演技を再現しております。従来では無理だった関節再現が可能になったことを証明したいと思っております。

2010年3月15日

2008y/ 07m/05day

業務用のBaji's Boneが完成致しました。

この汎用人体ボーンはMotionBuilderに対応しており、IK専用となります。特徴は以下の通りです。

業務用の特徴
●人間が可動可能な関節範囲をカバー
●すべての場合においてポリゴンラインレベルで関節の形状を再現
●整合性をもってゆるやかに変形
●ポリゴンラインが乱れないので、テクスチャだけでなくノーマルマップやモーフにも問題が発生しない
●汎用性が格段に向上
         サンプル画像はBajis.infoにあります

MotionBuilderの使用に際しての特徴
●レンダリング時にBaji's BoneをPluginでセットアップするだけでOK。作業手順の変更は必要ない。
●MotionBuilderのモーションデータを壊すことなくレイアウト上でモーションの変更可能。

 Baji's Boneの特徴
●リアルタイムで作動。
●ウエイトマップを使用していない。(顔と指を除く)
●男女はもちろん、大人から子供、筋肉質や肥満体型などほぼすべての体型に簡単にセット可能。
●すべての体型に対して同じ構造のボーン、及びパラメータを使用しているので、作業が簡単。
●固体別にいつでもダミーモードにすることができ、軽く作動させることができる。

付記
一般用と比較し、ボーンは570本から900本へ、ゴールNullも52個から92個と大幅に複雑化。
そのため、事実上、8.5でのモーション作成はFKであっても現実的ではありません。
ただし、Ver9以降では問題なく作業することができます。

なお、サンプルのような極端なポーズをとらなければ、一般用との差はそれほど感じないと思います。


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